異国の主婦のつぶやき

せめて二次元だけでも乙女でいたい。

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龍神将臣ルート⑬

将臣ルート13話です。
なかなか長編になっています。

二人の帰り道

平家から有川さんと歩いて帰る。
有川さんの家は知らないんだけど私のうちからそんなに遠くないらしい。

「何だかすみません。ワザワザ送ってもらうことになっちゃって。」
横を歩く将臣の様子を伺いながら遠慮がちに将臣に話しかけた。

「あ、ああ。気にすんな、んなこと。それに帰る方向が一緒なんだから
礼を言われるほどのことでも無いぜ。」
隣のあそびに視線を落としつつ微かに笑う。

「そう言ってもらえるとありがたいです。
にしても、経正さんあんなにムキになることないと思いません??」
呆れるように笑いながら将臣の方を向いて話す。

「お前のことが心配なんだろう。」
前を向きながら複雑そうな表情を浮かべる。

ああ。あの事か・・・。

黙ってしまったあそびを見て眉間にしわを寄せる。

「どうした?」

「えっ?あ、いえ何でもないです。それにしてもみんな盛り上がってましたね。」

「ああ、そうだな。それにお前平家では随分大事にされていたんだな。」

「そうですか??普通だと思いますよ。」
将臣がそんなふうに思う心当たりがないあそびは

「有川さんがいた頃となんにも変わりませんよ」
と、笑ってみせた。

「お前平家の奴らに相当気に入られてたんだよ。気がつかなかったのか?」

「そんなことないと思いますけど、でも、そうだったら嬉しいかな。」

「嬉しいか・・・。」

「はい、だって私平家の人達皆好きですもん。」
そう無邪気に笑うあそびの言葉に将臣の体が微かに揺れた。

「そうか。」
素っ気ない返事が返ってきた将臣を不思議に思い

「有川さん。どうしたんですか??」
と、下からのぞき込むように将臣を見た。

「なんでもねぇよ。」
プイと、横を向かれてしまい将臣の表情がよく見えなかった。

「??でも、将臣さんの事平家の人達皆好きですよ。だって、将臣さんが
龍神に行ってしまったあとみんな元気なかったんですから。
特に知盛さんなんて。毎日つまらんつまらん、ばっかり言ってたんですよ。」
歩きながら思い出し笑いをする。

「あの時の知盛さん見せたかったですよ。」

「お前は、お前はどうだったんだ?」

「へっ?私ですか??」

「ああ。」

「勿論私だって寂しかったですよ。有川さん平家の
ムードメーカーだったじゃないですか。
何だか、ぽか〜んと心に隙間ができたみたいになっちゃったんですから。
だから、平家を辞めるのは嫌でしたけど、また有川さんと働けると思ったら
嬉しかったんですよ。」
人差し指を立てながら将臣に力説する。

「そっか。」

「あっ!!!!
わかりましたよ〜。
ヤキモチですね。」

「なっ///」
珍しく動揺して赤くなっている将臣

「やっぱり。私が平家の人たちと仲良くしてるのを見て、
自分も入りたかったんですね。
もう、有川さん大丈夫ですからみんなは私をからかって遊んでいるだけで
有川さんことだってちゃんと好きですよ。
意外とやきもち焼きなんですね。」
ニヤニヤと笑うあそびに

「そういうことかよ。」
落胆したように肩の力ががくりと落ちた。

「えっ?そういうことかよって。何か違ったんですか??」

「あ〜。何でもねえよ。そういうことだ。」
開き直ったのかあそびの頭をこれみよがしにガシガシ撫でる。

「わ〜。何なんですか。グチャグチャになっちゃうじゃないですか!!」
あそびの抵抗も虚しく暫くガシガシされ続けた。

「禿げたらどうするんですか〜!!!」

「うるさい、禿げたならそれまでだ。人の気も知らないでこいつ!!」

将臣が嬉しそうに笑っている顔を見たらなんだかあそび自身も楽しくなってきていた。


有川さんの笑顔って何だか不思議な力があるのかな。
見てるだけでこっちも嬉しくなるというか幸せな気持ちになってくるな。

「ビーサンキック!!」

「おわ!こいつ!!」

深夜にも関わらず
こうして家に着くまでじゃれ合いながら帰っていく二人であった。




     


                       つづく








あとがき

これ以上長くすると収集がつかなくなりそうだったのでサクっと終わってみました。
将臣は甘くなりにくい。

もう少し近づけたら甘くしたいな(-^〇^-)

そろそろいい感じにトンネルの終わりが見えてきました。

もう少しいやあともうしばらくお付き合いください。

次回は決着編突入します!!



                     だっち
                2011・8・31
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[ 2011/08/31 21:30 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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だっち(宮ノ杜だっち)

Author:だっち(宮ノ杜だっち)
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